このドラマは、昨年度に公開された外務省開発協力広報動画「フロントランナー〜世界の未来を作る日本人たち〜」 の関連事業として制作された、国際協力の最前線で活躍する日本人に焦点を当てたドラマです。
度重なる自然災害と戦ってきた日本が国連防災世界会議で世界に向けて『より良い復興Build Back Better』の理念を打ち出しました。 今回のドラマでは、外務省入省2年目の主人公がこの理念に触れ、新たな出会いと体験を通して、また一歩、外務省員として、人として成長していく様を描く、愛と希望と勇気の物語です。
主人公の吉沢みづき(白石聖)は、外務省国際協力局に勤務する、真面目さゆえにちょっと不器用な女性。
第1弾、入省1年目では、母と生き別れたベトナム人妊婦との出会いから、誰かの役に立つこの仕事にやりがいを持ち、より一層、外務省員としての志も高くなった。
そして、本作第2弾、入省2年目。首席事務官の玉木(田中幸太朗)に呼ばれ、あるプロジェクトへの参加 を指示されるみづき。
それは、学生を対象にした『防災』がテーマのプロジェクトであった。
監修を務めるJICA防 災分野特別顧問の松谷(星田英利)の講義を聞きに行くみづきは、東日本大震災を経験した大学生の里奈(吉田美月喜)と出会う。
被災者である里奈は、幼少期に経験した東日本大震災の大きな傷が残ったままであり、周囲と打ち解けずにいた。
どうにかプロジェクトを成功させたいみづきは、必死に学生たちと向き合うが、大震災のトラウマを抱える里奈は感情を押さえきれなくて...。
忘れてはいけない「想い」と「Build Back Better」の信念と向き合う、愛と希望と勇気の物語。
今回のテーマは防災。私自身もそうでしたが、外務省がどんな所で、どんな仕事内容なのか、まだ詳しくは知らない方にとっても、私たちの身近にある自然災害はきっと他人事ではなく我が事として受け取って貰えると思います。
みづきを通して、ほんの一部ではありますが、自分達が普段の生活の中でどれだけ支えられているのかを実感することができました。
一年後のちょっぴり成長した彼女を、是非楽しみに観て頂けたらと思います。
<プロフィール>
1998年8月10日生まれ。神奈川県出身。2016年に女優デビュー。
出演作にドラマ「とりあえずカンパイしませんか?」、「大奥」、「カナカナ」、「しもべえ」、映画「胸が鳴るのは君のせい」など。 バラエティー「スクール革命!」で準レギュラーを務める。4月期ドラマの「合理的にあり得ない」にも出演予定。