2021年に公開された外務省開発協力広報動画「フロントランナー~世界の未来を作る日本人たち~」の関連事業として制作された、国際協力の最前線で活躍する日本人に焦点を当てたドラマシリーズの第3弾です。
国際協力の最前線で活躍する日本人に焦点を当てたドラマシリーズの第3弾。カンボジアで地雷被害に遭った男性の死を目の当たりにした青年が、外務省に入省して先輩職員や地雷除去関係者、地雷被害者の遺族との交流を通して成長していく様を描く。亡くなった地雷被害者が抱いていた平和への願いを受け継ぎ、新人職員が勇気と熱意を持って動き出す。 出演は一ノ瀬颯、白石聖、小島藤子、ココリコ田中ほか。ナビゲーターはピース又吉。
前作で、ベトナムへと旅立った外務省職員の吉沢みづき(白石聖)。
彼女は一年の語学研修を経て、この4月からハノイの在ベトナム日本国大使館で外交官としての生活を本格的に始める予定だ。
その前に、2週間の休暇を取って向かった先はカンボジア。
視察で訪れた病院で、英語が通じず孤軍奮闘する大学生築山歩(一ノ瀬颯)と出会い、二人は偶然、地雷被害で運び込まれる若い親子を目撃する。
負傷して亡くなった父親はなんと日本人男性。その息子・大樹はカンボジアで孤児となった。
日本に帰国し外務省に入省を果たした歩は、カンボジアにいた経験を買われ、首席事務官の玉木貫(田中幸太朗)から『カンボジア・ベトナム経済協力会議』のメンバーに抜擢される。
カンボジアへの地雷除去技術協力を長年担当してきた外務省職員元村奈緒美(小島藤子)の指導のもと、世界の地雷についてゼロから学び始める。
まず元村に連れられて向かった先はJMAS(日本地雷処理を支援する会)。
同職員の道枝浩介(田中直樹)から地雷や不発弾についてレクチャーを受けるなか、歩はカンボジアの病院で運び込まれた親子の姿がフラッシュバックする。
大樹の亡くなった父親が残した言葉「同じ空の下で生きているのに、なぜ人は争うのか?」。
平和への熱い想いを抱く歩は、大樹と心を通わせながら、この不条理に立ち向かう。
歩という、とても正義感の強い人物は、一見すると特殊な人物のようにも感じるかもしれませんが、少なからずみなさんに共感していただける役だと確信しています。
彼の成長と共に、みなさんの中にも何か足跡が残ることを願っています。
ぜひ一緒に平和構築について考えましょう!
<プロフィール>
1997年4月8日生まれ、東京都出身。2019年「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にて、主演コウ/リュウソウレッド役で俳優デビュー。
最近の出演作に、ドラマ「テッパチ!」(CX)、「私がヒモを飼うなんて」 (TBS)、「いちばんすきな花」(CX)、「SHUT UP」(TX)、映画「仕掛人・ 藤枝梅安 第二作」など。「王様のブランチ」にレギュラー出演中。